2018年10月14日01時42分
最後に沖縄に行ってから早8年。たまにこのサイトを見返したり、現像した写真を見たりしてると思うことがあります。それは、絶景を狙って撮影したTHE沖縄って写真ばかりじゃなく、街並み、路地、お店などの沖縄の日常風景のような写真も撮っておけばよかったなぁって事。例えば上の写真。これは石垣島にあったコンビニシーサーの写真です。石垣島に滞在中は頻繁にお世話になったコンビニですが、このお店はもうありません。
この写真は、今は無き旧石垣島空港です。今では立派なターミナルが出来ているらしいですが、俺が行った時は飛行機から滑走路に降り、歩いて空港に入る小さな空港でした。飛行機から降りて、自分の足で石垣島の地に降り立つ。「ついに八重山に来たぞ!」と実感が沸いたのを覚えています。
こちらは小浜島の前本商店。灼熱の小浜島で大量の汗をかき、このお店で買ったさんぴん茶を一気飲みしたのを覚えています。一方で、お目当ての食堂が定休日で昼飯を食べるタイミングを失っちゃって困ってたら、どこかの民宿がお昼のみ食堂として営業していて、そこで八重山そばを食べたんですが、写真を撮っていなかったので、その民宿の名前も場所も覚えていません。
これは波照間島離島ターミナルの中です。八重山旅行4日目で体力が残っておらず、ど快晴の太陽光から逃れるべくここに避難し、畳の休憩エリアで仮眠を取ったのを覚えています。自転車で波照間島を回る体力が残っておらず、早く午後の便が出る時間にならないかなーってグダグダしていた記憶が蘇ります。
何が言いたいかというと、旅行の最中は一眼レフで綺麗な写真を撮ろうと気合を入れて良いアングルはかりを考えていましたが、その写真の風景はバッチリ記憶に残っているし、多分ネットで探せばいくらでも出てくる風景です。
お土産を買ったお店、何となく行ってみた路地、旅行中に何度も通った移動経路とかって、ネットで探してもなかなか出てこないし、記憶にも残っていないなんだよね。でもね、何の気なしにコンデジとかガラケーとかで撮ったそれらの写真を後から見ると、そっちの方がその旅行自体を思い出したりするんだよねー。
「あーホテルから離島ターミナルまでの道ってこんなんで、めっちゃセミが鳴いてたなー」とか、「石垣空港の滑走路に降りた時、めっちゃ紫外線がジリジリして実感沸いたなー」とか。
だからね、沖縄に限らず旅行に行くときは、意識して旅行中の日常を撮影することをお勧めするよ。絶対に後から懐かしい思い出の写真になるから。
俺はダメだね。基本一人旅が多かったせいか、悪い意味で絵葉書のような写真ばっかり。綺麗だけど生きた写真じゃない感じ。次に沖縄に行くことがあったら、青い海とかは置いといて、ホテルの部屋ではしゃぐ子供達、沖縄の路地を歩く子供達、お土産を真剣に選ぶ子供達とかとか、生きた写真をたくさん撮りたいと思もっちょります。
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