沖縄旅情
TOP 沖縄旅行記 沖縄写真集 観光スポット アドバイス ブログ

竹富島の「なごみの塔」が閉鎖されてた

2017年02月06日21時55分

竹富島のなごみの塔

半年ほど古い話題だけど、竹富島の「なごみの塔」が閉鎖されていると言う事を知りました。小浜島の「ちゅらさん展望台」に続き、個人的に好きな景色が見れる景勝地の閉鎖にショックを受けてます。

このサイトを見てる人は大概ご存知でしょうが、「なごみの塔」は竹富島の玻座間西集落にあるコンクリート製の塔で、上に登れば竹富島の美しい集落を見下ろせる、竹富島定番中の定番観光スポットです。

1953年に建築されて今年で63歳にもなるらしく、モルタルが剥離し鉄筋も腐食している状態らしいです。

もともと「なごめない塔」だった気もします

「なごみの塔」の急傾斜な階段

俺は2008年と2009年に竹富島に行き、「なごみの塔」に登って景色を満喫してきました。その際、「竹富島の集落は綺麗だなぁ」と思うと同時に、「登り降りが危ない塔だな…」と思ったのを覚えています。

閉鎖理由の経年劣化による腐食うんぬんではなく、階段も1段1段高さがあって幅が狭く傾斜も急。当時20代後半だった俺でも、一眼レフを持って登り降りするのに気を使う感じでした。

それに輪をかけて経年劣化による腐食にひび割れ…。正直、観光客の安全を考慮すれば閉鎖もやむなしって感じがします。観光客も1日10人とか20人とかのレベルじゃないですからね。ハイシーズンのお昼ごろなんて行列が出来てましたから。

観光客のマナーも閉鎖の理由だったのか…

老朽化が原因の閉鎖だとばかり思っていましたが、いろいろ調べてみると観光客のマナーにも原因があるようです。上記の通り、「なごみの塔」は狭い上に急傾斜で、安全性は元から考慮されていない昔からある塔です。

どうやら、その危険な塔に5人6人の集団で無理矢理登り、記念撮影をする観光客が結構多かったようです。狭いく急な塔で危険な行為なのに、それに輪をかけて老朽化。こんなんじゃ閉鎖も当然です。

小浜島の「ちゅらさん展望台」も、口蹄疫防止の他に観光客のマナーの悪さも閉鎖の理由でした。隣接している牧場に勝手に入り、牛に触ろうとしたり、トイレを借りに来る観光客が後をたたなかったようで…。

観光客無しに沖縄の経済は成り立ちません。が、マナーの悪い一部の観光客により名所が閉鎖される…。虚しいっすね。

一刻も早い再開を願う!

「なごみの塔」から見た竹富島の集落

とは言え、「なごみの塔」からの眺めは本当に格別です。ここからの眺め無しでの竹富島観光は大谷翔平の居ないWBC日本代表みたいなもんです。

登録有形文化財だからなのか、竹富島の条例があるからなのか詳しいことは分かりませんが、姿形が大きく変わる修理は出来ないようです。「なごみの塔」の形を維持したまま安全性を確保する必要があるとの事なので、早期の修理・修復は難しいのかもしれませんが、いつの日か必ず再開されると信じています。

代わりの展望台が作られたようです

閉鎖された「なごみの塔」の代わりに、ハーヤナゴミカフェと言う喫茶店の屋上が「あかやま展望台」として開放された様です。なごみの塔よりも若干低い上に、登るためには100円掛かるみたいですが、なごみの塔の代替展望台としては決して高い額だとは思いません。竹富島に行かれる方はぜひ利用してみてください。


同じ地域の記事をランダム表示

コメントさんきゅ

コメントはまだありません...(つд・)エーン

コメントどーぞ

※名前とMailは必須です。
※コメントは承認後投稿されます。