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【四日目】娘と2人で復元中の首里城へ

2025年02月23日15時17分

12月31日。
沖縄旅行の最終日。

帰りの飛行機は14時20分の便なので、午前中はなんとか観光できる感じ。ホテルや空港で無駄に時間を使うのはもったいないので2019年10月31日の火事で全焼し復元中の首里城を見に行く予定です。上の写真は2006年の首里城です。

旅行先で発熱した息子…

が!朝起きた息子の様子がおかしい。めっちゃテンションが低い。旅行疲れかとも思ったが体調が悪そうな感じ。体を触ってみるとどう考えても発熱してるであろう体の熱さ。これはヤバい。ここは旅行先の沖縄、最終日で時間も無い、しかも大晦日。休日当番医とかは調べてみた物の土地勘も無いためどうして良いのかが全く分からなくなってしまった。

とりあえず同じ建物の1階、2階にあるドン・キホーテに行って市販薬と飲み物を買ってきた。単純に便利な立地だなとは思っていたけど、こんな形で助けられるとはね…。息子は熱と倦怠感はあるものの嘔吐や下痢はなかったので、ママと一緒にチェックアウトぎりぎりまでホテルで待機することに。俺と娘だけで首里城に行く事にした。

体調を崩したのが最終日でまだ良かったなと考えるべきなのか、後一日発症が遅ければと考えるべきなのか…。体調崩さないのが一番良いのは言うまでも無いのだがね…。

首里駅から守礼門へ

ゆいレールで首里駅まで行き、そこから徒歩。いろんなルートがあると思うんだけど、守礼門は首里駅から離れたところにあるから結構歩くことになるんだよね。俺は下調べなしで適当に歩道を歩いて行った恐らく一番遠回りの龍潭池を周って守礼門に行くルートは1.3kmほど。帰宅後GoogleMapで調べた「多分行けるであろう」という道を通る守礼門までの最短ルートが下のルートで約1km。いずれにせよ首里駅からは結構歩くことになります。お年寄りや子連れ家族はタクシーやバスを使った方が良いかもね。

と言うわけで、娘と二人で首里散歩。それはそれで良かったけど普通に疲れた(笑)。首里城の入口に到着すると、ここでも中国系の観光客の団体様ご一行が沢山。これに巻き込まれるとなかなかゆっくり出来ないだろうなと思い守礼門へと急いだ。

そして守礼門。
娘に「2000円札の絵の門だよ」と言ったら「2000円札って何?」と…。俺でさえここ数年間見た記憶が無いのに娘が知っているわけないか…。この時の為に両替でもして持参すればよかったなと本気で思った。

首里城へと向かい歩いていくと、本来は首里城が見えているであろう方向に工場みたいな建物が見えた。あの建物の中で修復工事が行われているんだろうね。

ネットで首里城の有料エリアへの入場券を買いつつ瑞泉門に向かう。
奉神門の先からが有料エリア。

18年ぶりの首里城

奉神門をくぐり、本来であれば御庭と首里城がドーンのところはこんな感じ。
瑞泉門に向かう道で見えた工場みたいな建物です。壁には本来見れるはずの風景が描かれています。18年ぶりに訪れた首里城は絵になっちゃってました。

この光景も修復が完了する予定の2026年以降になれば貴重な光景になるのかな?

復元作業と火災被害の展示を見る

復元作業を行っている建物周辺には、上の写真のような火災被害を伝える展示が沢山されていました。

消火作業を行った消防士さん達は何を思いながら消火にあたったんでしょうか。

火事で燃えてしまった瓦や装飾品が展示されていました。

復元作業を行っている作業場もガラス越しですが見ることも出来ます。この日は大晦日だったので流石に作業はお休みしていました。

貴重な復元作業現場を見学した後は「東のアザナ」など首里城の敷地内を見て回りました。首里城へは過去二回来ていますが、ここら辺まで来たのは初めて。那覇の街を一望できるいい景色です。

一通り見るものを見て下に降りると、お土産屋さんとブルーシールアイスには中国人と思われる観光客でごった返し、ゆっくりなんて出来る雰囲気じゃなかったし、ホテルのチェックアウト時間である11時が近づいてきたので壺川駅まで戻ることに。ブルーシールアイス食べたかったなー。

首里城の復元を心から応援しつつ首里城を後にしました。

首里駅まで歩いていると、ローソンの隣にブルーシールアイスを売っている出店(ブルーシールパーラー)を発見。首里城内とは違い誰も並んでいない。これはチャンスと娘と食べました。超美味しい。無理して並ばなくて良かったー。

これにて予定にあった観光は全て終了!
息子の発熱により娘と二人きりでの首里城の復元現場見学になっちゃいましたが、娘だけでも連れてこれて本当に良かった。そう思いながらアイスを食べつつ発熱中の息子が待つ壺川駅へと向かいました。


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