竹富島は石垣島を除く八重山諸島の中で一番観光に力を入れている離島です。お土産屋さん、食堂、レンタサイクルなどのお店に困る事は無いと思います。
竹富島は石垣島離島ターミナルから高速船で10分〜15分程で行けます。島は起伏があまりないので、レンタサイクルで十分に島を周ることが出来ます。と言うか、集落内は狭くて未舗装なので、バイクよりも自転車の方が動きやすいです。
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竹富島の玄関口である竹富港。船から降りるとターミナルの周りには沢山のレンタル業者の人達が客引きをしています。そのお陰で竹富島内の足に困る事は無いでしょう。適当な業者に声を掛ければ、お店までバスで連れて行ってくれます。帰りも港まで送ってくれます。また、竹富島では数少ないクーラーが効いて居る場所なので、暑さにヤラれたら待合室で涼みましょう。
西桟橋は竹富島から小浜島方面に向かって伸びる桟橋で、1971年ごろまで使われていた桟橋です。特にコレと言って何があるわけでは無いのですが、青い海に向かって伸びる桟橋には旅情があるんですよね。ちなみに西桟橋は夕日スポットとしても有名な場所なので、竹富島に宿泊する人にはオススメです。
コンドイビーチは竹富島だけじゃなく沖縄全体を見ても確実に三本の指に入る極上のビーチです。コンドイビーチには満潮時の顔と干潮時の顔があります。満潮時は青い海とサラサラな砂が美しいビーチで、干潮時は海水が引き遥か沖まで歩けるビーチです。干潮時は沖まで100m以上歩かないと波打ち際がありません。しかし、コンドイビーチは非常に遠浅のビーチなので100m以上沖へ行っても安心して海水浴を楽しめます。子供連れの家族旅行でも安心して海水浴が出来る非常に美しいビーチです。
カイジ浜は別名「星砂浜」とも言われ、砂浜を探せば星の形をした砂(有孔虫の殻)を見つける事が出来ます。しかし、星砂で有名になってから乱獲が進み、今ではほとんど見られないようです。カイジ浜は遊泳禁止なので、ハスノハギリと言う木の木陰で海を眺めながら海風を浴びましょう。ビーチ入口にはお土産屋さんがあって、その周辺を野良猫ちゃん(飼い猫?)がうろついているので、絵になる写真が撮れるかもしれませんよ。
アイヤル浜は竹富島の南東にあるビーチで、開発がされていない手付かずのビーチです。その代わり、ここまでの道のりは大変です。未舗装のガタガタ道を1kmほど進まなければなりません。俺が行った時は滞在中誰ひとり来ない静かなビーチでした。しかし、星野リゾートがアイヤル浜の近くをリゾート開発したので、噂によると昔の様な静寂なビーチではなくなってしまったとの話を聞きます。真相はいかに?
アイヤル浜までの道は確信を持って進まないと不安になるような道です(笑)。最初は牧場の中を進むような感じなのですが、中程になると両サイドが木々に覆われた獣道になります。路面も未舗装なのでタイヤがパンクするんじゃないかと不安になります。でもまぁ、いかにも人気の無い穴場ビーチへ続く道っぽいので、その怪しい雰囲気を楽しみましょう。
竹富島の集落は条例で保護されていて、古き良き沖縄集落の雰囲気を壊す建物は作れなくなっています。その為、赤瓦の沖縄古民家、白砂の道、サンゴ岩の石垣が非常に綺麗に整備されています。歩いて散策するも良し、沖縄民謡を聞きながら牛車に揺られるも良し、散策しているだけで別世界に紛れ込んだような気分になれます。未舗装で道が悪いので自転車やスクーターは転ばない様に気をつけましょう。
竹富島観光で絶対に外せない観光スポットなのが「なごみの塔」です。塔自体は狭くて急傾斜な「なごめない」塔なのですが、てっぺんからの眺めは最高なんです。緑豊かな竹富集落に点在する綺麗な赤瓦の家並みが一望でき、遠くには青い海も見る事が出来ます。絶景が拝めるだけあって大変込み合うので、朝イチに登るのが良いと思います。朝イチに登れば太陽を背にする順光で集落を見渡せるので、赤瓦が綺麗に映えて見えますよ。
竹富島で八重山そばを食べるなら「竹の子」に来れば間違いないでしょう。有名だけあって美味しい八重山そばを食べることが出来ますが、その分、お昼時に行くと確実に待つことになります。クーラーが効いた店内か外のテラスで食べるか選べますが、言うまでもなく「どっちでも可」を選べば意外と早く食べれたりします。まぁ、言うまでもなくスッゴい汗かきまくりますけどね(笑)。
ISLANDは西桟橋から徒歩2分ほどの所にあるアクセサリー屋さんです。左の写真は2008年に買ってきた携帯ストラップですが、お気に入りでずっと装着していました。ストラップの他にもネックレス、Tシャツなどいろいろなオリジナル商品が売っていて、お店の雰囲気もオシャレでいい感じでした。オススメのお店ですね。
ここで食べた「ぜんざい」は、35年の俺史で一番美味しかったカキ氷かもしれません。ぱいぬ島ではそのくらい美味しい「ぜんざい」を食べる事が出来ます。雪の様にきめ細かいフワフワの氷に適度な甘さの餡とモチモチした白玉。ここの「ぜんざい」を食べちゃうと自分の中のハードルが上がってしまい、どこの「ぜんざい」を食べでも「ぱいぬ島の方が…」となってしまいます。
2008年に初めて竹富島に行った際に初めて言ったお店がここでした。カキ氷を頼むとオバァが「天気が良いからテラス席で食べなさい。竹富島は初めて?」とか言って、竹富島の写真集を見せてくれました。残念なことに、2009年ごろにそのオバァが亡くなったらしく、お店も閉店してしまった様です。いい思い出があるお店だけに残念です。
竹富島のお土産屋さんと言ったら南潮庵でしょう。竹富島で拾った貝や木の実などを使ったアクセサリーやオリジナルTシャツなどを売っています。ここで買った流木のネックレスはお気に入りです。ただ、どこ言っても同じ風景な集落内にある普通の古民家風のお店なので、お店自体をなかなか見つけれないと思います。「南潮庵」と書いた小さい看板を見逃さないようにしましょう。
竹富港から見て集落の入口にある「ぱーらー願寿屋」はカキ氷やパフェなどのスイーツが豊富にある喫茶店です。場所的に石垣島へ帰る高速船までの時間つぶしに持って来いのお店だと思います。俺はパッションフルーツのカキ氷を食べましたが、甘酸っぱいパッションフルーツが暑さにヤラれた体に染み渡りましたよ。