個人的に沖縄本島で最も観光名所が多いスポットだと思っているのが沖縄本島北部の本部半島です。このページでは、その本部半島の観光名所とお薦めのカフェレストランを紹介したいと思います。
沖縄本島北部へのアクセスですが、本島北部の入口である名護市の許田ICまでは那覇ICから沖縄自動車道に乗れば1時間程で到着します。しかし、許田ICから美ら海水族館まではさらに30分ほどかかるので気を付けましょう。
※地図クリックで拡大表示
本部半島の北部にあるウッパマビーチは、今帰仁村のリゾートホテルベルパライソが隣接しているプライベートビーチです。ハイシーズンは駐車料金を取られるかもしれませんが、宿泊客以外も泳ぐ事が出来ます。俺は2004年に行きましたが、台風が最接近している上にハイシーズンからもズレた9月下旬だったので、余り良い印象があるビーチではありませんでした。でも、ネット情報によると、ハイシーズンの天気が良い日はとっても海が青い穴場的なビーチだそうですよ。
今帰仁城跡は、2000年に世界遺産に登録された「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の1つです。14世紀に存在した北山の国王・北山王の居城であったお城の跡みたいです。勝連城や座喜味城の美しい石垣と違って、非常に荒々しく男性的な印象を受けます。石垣も良いですが、今帰仁城からの眺めも最高なんです。海側を見下ろせば青い海の水平線が見え、山側を見れば深いヤンバルの森が広がっています。本島北部に訪れた際は必見の観光スポットだと思います。1月下旬辺りは桜が満開になるそうですよ。
備瀬は沖縄本島では珍しくなった昔ながらの落ち着いた雰囲気のある集落です。その集落は強烈な太陽光や台風などの強風から家を守るためにフクギと言う木を植えていて、それが並木となり良い雰囲気を醸し出しているんです。路地からは、並木の奥に備瀬崎の青い海が見えたりもします。ただ、木々に囲まれた集落ですので、結構虫がブンブン飛んでいました(笑)。俺は虫が苦手なもので…。なお、集落には地元の人が住んでいますので、あまりはしゃがない様にしましょーね。
備瀬崎は本部半島の先端にある海が綺麗な岬で、上記のフクギ並木を抜けた先にあります。沖縄本島にもこんな綺麗な海が残ってるんだなーって思うくらい青い海を見る事が出来ます。狭いですがビーチもあるので、観光客だけじゃなく地元の人達もスイカ割りとかして遊んでいました。備瀬崎までの道はとても狭いので、車の運転には注意が必要かもしれません。
備瀬崎は本部半島の先端にある海が綺麗な岬で、上記のフクギ並木を抜けた先にあります。沖縄本島にもこんな綺麗な海が残ってるんだなーって思うくらい青い海を見る事が出来ます。狭いですがビーチもあるので、観光客だけじゃなく地元の人達もスイカ割りとかして遊んでいました。備瀬崎までの道はとても狭いので、車の運転には注意が必要かもしれません。
アンチ浜のある瀬底島へは本部町から架かる瀬底大橋で渡る事が出来ます。その瀬底大橋の下あるビーチがアンチ浜です。瀬底島を代表する瀬底ビーチには流石に劣りますが、こちらもサラサラの砂が気持ちのよいビーチです。瀬底ビーチよりも観光客が少ないので(と言ってもそこそこ混み合いますが)ちょっとはゆっくり出来るかなと思います。アンチ浜からは瀬底大橋を下から見上げる事ができ、ビーチの左側からは伊江島も見る事が出来ます。
瀬底ビーチは本島北部に限らず沖縄全体を代表する有名なビーチです。瀬底ビーチは全長700メートルもある長いビーチで、真っ白な砂浜と青い海が綺麗です。インリーフは波も穏やかで、本島のビーチの中では珊瑚や熱帯魚も豊富なのでシュノーケリングでも十分に楽しめると思います。ただ、超観光名所なので、ハイシーズンは大変混み合いますし駐車料金も取られると思います。そこら辺を割りきって考えても価値のあるビーチだと思います。ちなみに夕日の名所でもあるので、晴れた日の夕方は夕日を見に行きましょう。
隠れた観光名所とでも言うべき名護市役所。予備知識無しでパッと見すると、絶対に市役所だとは思えない外観をしています。名護市役所には56体ものシーサーが鎮座していて、市民の生活を見守ってい…るはずです。さらに凄いのは、その56体ものシーサーは、1つ1つ全部違うシーサーだって言う事。56人の職人さんが1体づつ作ったんですって。で、56体な理由ですが、名護には55の集落があるらしく、それに名護市役所を加えて56なんだそーです。
2005年に開通した古宇利大橋は、2013年現在沖縄の離島を結ぶ架橋で最も長い橋で、その長さは全長約2キロにもなります。陸から橋を眺めてもフォルムが綺麗な橋なのですが、橋の上から見る古宇利島沖の海もとても綺麗です。橋の上に駐停車してる車をよく見ますが、橋の上は駐停車禁止なので注意して下さい。
古宇利島には島をぐるっと1周している周回道路があります。古宇利大橋を渡り古宇利島に上陸したら周回道路を時計回りに1周してみて下さい。もうちょっとで1周するなーって辺りで、目の前に青い海に真っ直ぐ伸びる古宇利大橋が現れます。そこが古宇利大橋の絶景スポットです。周回道路の道幅は狭いので、交通の邪魔にならないように気をつけましょう。
古宇利島の北側には小さなビーチが点在しています。一昔前までは、草が覆い茂った農道を進まなければ行けない秘密のビーチでしたが、今や道も舗装され、農道には看板が設置され、完全に観光名所になっちゃいました。しかし、本島の有名ビーチと比べれば人も少ないし砂浜も海も綺麗なので行く価値有りです。数あるビーチはゴツゴツした岩で仕切られているので、岩を超えて奥のビーチに行けばプライベートビーチ状態だったもします。
古宇利大橋の付け根にあるビーチが古宇利ビーチです。ここは古宇利大橋の開通に合わせて作られた人口のビーチらしいですが、設備も整っているので家族連れにはありがたいビーチだと思います。売店や自動販売機もあったので、泳がない人もドライブ中の休憩に持って来いかもしれません。
備瀬のフクギ並木の入口にある食堂がフクギ屋です。ここでは沖縄そばと三枚肉そばを食べたけど、クセが無く良い意味で普通の沖縄そばでとっても美味しかったです。地元のオバァやオジィが店員として働いているように見えたけど実際はどうなんだろう?居心地のいいお店でしたよ。
花人逢は北部に限らず沖縄全体で見てもナンバーワンかも知れないくらい有名なカフェです。テラスからの眺めは絶景で、ただの喫茶店と言うよりは観光名所と言った方がふさわしいかもしれません。メインメニューであるピザは当然美味しいのですが、アセロラジュースが旅行疲れした体に染み渡りました。唯一の欠点はいつ行っても激混みしてる事かなー?
沖縄そばを語る上で絶対に外せないお店がきしもと食堂です。鰹だしのスープは絶品。麺は昔ながらの製法で薪を燃やした灰の上澄み液を小麦粉に混ぜ合わせて作っているらしいですが、太めでモチモチした麺も美味しかったです。こちらも行列が出来るくらいの人気店ですが、本部町内にある本店の他に八重岳店と言う支店もある様なので、本店が混んでいたらそちらに行ってみるのも良いかもしれません。
本部半島の真ん中にあり、周囲をヤンバルの森に囲まれた喫茶店が「やちむん喫茶シーサー園」です。何でかは分かりませんが、その名の通り屋根の上などに沢山のシーサーが居ます。2階がオープンなテラス席になっていて、ヤンバルの美味しい空気を吸いながらのんびりする事が出来ます。海が見える喫茶店は沢山ありますが、緑に囲まれた喫茶店は珍しいと思います。
名護市役所の近くにある宮里そばは、観光客向けのお店ではなく地元の人達のお店と言った感じです。建物のプレハブみたいな感じで、コジャレた感はまるでありません。しかし、沖縄そばの味は絶品でした。昆布締めが乗っているのが特徴で、スープも麺もクセがなく万人に愛される味でした。沖縄本島から八重山までいろんな沖縄そばを食べて来ましたが、間違いなくトップレベルに美味しい沖縄そばです。オススメです。
沖縄そばを語る上で外せないお店(2回目)なのが八重食堂。麺は平麺で柔らかかったです。そしてスープ。味は文句無しの絶品でグイグイ飲めるスープなんですが、注文した沖縄そばが運ばれてくると器にスープが入っていないんです。後からヤカンごとスープが運ばれてきて、自分で飲みたいだけ注ぐと言うスタイルなんです。おかわりも自由。自慢のスープを暖かく好きなだけ飲める様にヤカンスタイルになったそーです。確かにとても美味しいスープでしたよ。おばぁ元気かなー?
一部のブルジョアさんを除き、多くの観光客が求めているレストランと言うのはこーゆー物だと思います。安くて量が多くてメニューも豊富。味も良い意味で普通。名護の山奥にある某有名レストランみたいに混雑してる上に値段も高く味もそこそこな所より、俺は名護曲レストランを支持します。とにかくメニューが豊富なので、食費を安く上げていろいろな沖縄料理を食べたい人には持って来いなレストランだと思います。
沖縄自動車道の終着点・許田ICを降りた所にある道の駅です。本島北部の玄関口にあるので、沖縄自動車道や国道58号線を使って那覇から北上したドライバーにとって絶妙な位置にあり、小休憩をするには持って来いな道の駅です。ガッツリ食事のできるレストランだけじゃなく、弁当やサーターアンダギーを売っている売店もあります。ここから美ら海水族館までは後30分。ここで一息付いてから安全運転で行きましょう。