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2008年八重山旅行記

2008年八重山旅行記 〜八重山一人旅・ハテルマブルー〜

2008年7月1日〜5日

石垣島・竹富島・小浜島・波照間島

美ら島 小浜島

小浜島行きの高速船

2008年7月3日。
朝起きてカーテンを開けると昨日以上に良い天気。
今日の行き先は小浜島
NHK朝の連ドラ「ちゅらさん」で一躍有名になった島だ。

今日の足は八重山観光フェリーのサザンクロス8号で往復2,280円。
8時15分に定刻通り小浜島に向けて出発し、30分弱で小浜島に到着。
船上から竹富島が見えたけど、起伏がほとんど無いペッタンコな島なのね。

そんな竹富島は自転車で良かったけど、今日行く小浜島は起伏が激しく坂が多い。
自転車は無理だとネットに書いてあったので、今日はスクーターを借りる予定だ。

レンタバイクで大岳(うふだき)へ

大岳展望台からの眺め

小浜港へ到着すると、例によって沢山のレンタル屋さんがターミナルの前で観光客が来るのを待っていた。
その中から一番近くに居たオネーちゃんに声を掛けスクーターをゲット。

バイクを借りて真っ先に向かったのは大岳。
大岳と書いて「うふだき」と読む。
小浜島で一番高い山で山頂に展望台があり、そこからの眺めが最高なのだ。

バイクを数分走らせただけで自転車を借りなくて良かったと心から思った。
港から出るとすぐに上り坂。
とにかくアップダウンの連続で平地がない。
この暑さで、この坂を自転車で登るなんて考えたくもないわ。

小浜島は小さい島なので大岳にはすぐに着いた。
山頂の展望台に行くには結構険しい階段を登らないといけない。
階段は樹々に覆われトンネルみたいになっていて景色は一切見えない。
しかし、所々で樹々の間から見える青い海が気持ちを急かす。

気持ちは逸るが、快晴の真夏の八重山でこの階段は結構キツい。
階段の途中には杖が置いてあったりする。
年配の方や小さい子供が登るのは無理なんじゃないか?

汗まみれになりながらえっちら登り、やっとの事で到着。
苦労して辿り着いた山頂からの眺めは疲れが一気にブッ飛ぶ物だった。
目が痛いほどの青い海に浮かぶ八重山の島々。
想像以上の絶景に、長い階段を登った疲れは一気に吹っ飛んじゃったよ。

夢中になって写真を撮りまくったが、嘉弥真島と石垣島方面が逆光になって海に太陽光が反射している。
その海域は特に海が青く、一番見たい場所だったのでちょっと残念。
大岳の展望台から嘉弥真島方面は東側なので午前は逆光になってしまう。
太陽が背になり、順光になる午後にまた来てみよう。

大岳に匹敵する絶景展望台 ちゅらさん展望台

ちゅらさん展望台

小浜島には大岳の他に「ちゅらさん展望台」と言う絶景を拝める展望台がある。
ちゅらさん展望台へと舗装された道を進むと、途中からスクーターでは厳しい感じの砂利道へと変わった。
「←ちゅらさん展望台」と言う看板を見つけたが、矢印の方向は明らかに牧場の牛舎。
一瞬、進んで良いのかな?と躊躇するも、そっちの方には砂利で出来た駐車スペースがあるので間違いないらしい。

牛舎の前を通ると中から牧場の人が出て来て「こんにちは〜」と挨拶してくれた。
俺の返事聞こえたかな?
駐車場にバイクを停め、展望台までまた階段を登る。
その階段からも周りに広がる青い海が見える。
これは期待できそうだぞ。

階段からの景色を楽しみながら展望台に到着。
展望スペースの真ん中には「ちゅらさんの碑」があり、その碑ではシーサーとゴーヤマン(知ってる?)が「たのシーサー」「うれシーサー」と出迎えてくれた。
肝心の眺めだが、下手すりゃ大岳展望台よりも良いかもしれないぞ。
大岳とは一味違った海の表情を楽しめる。
こりゃ絶景だ。

2014年現在、ちゅらさん展望台は閉鎖されている様です。口蹄疫防止の為との事です。