沖縄の離島などに行くと、沖縄特有ののんびりした雰囲気にどうしても気が緩んでしまうと思います。
でも、だからと言って何をしても良いと言う訳じゃないんです。
沖縄の自然を守るために、地元の人達に迷惑を掛けないために守ってほしい事があります。
それは以下の8点です。
魚に餌付けはしない
沖縄の海は、ちょっと潜れば沢山の熱帯魚が出迎えてくれます。よくソーセージなどで餌付けをしている人がいますが、実は褒められた行為じゃないんですよね。ソーセージには防腐剤や添加物が入っているので、それを食べた魚の子孫は奇形になってしまう事もあるそうです。それに餌付けは生態系が乱れてしまいます。潜っている人間に野生の魚が寄ってくるってオカシイと思いませんか?絶対に止めましょう。
珊瑚には乗らない・触らない
珊瑚はとてもデリケートな生き物です。珊瑚は植物じゃなく動物なんです。珊瑚を隠れ家とする熱帯魚が沢山生息していて、海水浴やスノーケリングをしている人達を集めます。それらを見るのは構いません。でも、珊瑚には触らないで下さい。珊瑚が死んでしまいます。また、岩の上に立ったりしないで下さい。岩には珊瑚の子供が生息しているので、それらを踏みつぶして殺してしまいます。
集落内では服を着よう
ビーチでひと泳ぎしてから食堂で一休みする時とか、あまりの暑さに服なんて着てらんねーって時でも、集落内を歩く時は服を着るようにしましょう。集落がビーチから近くてもそこには日常生活をおくる住民が居るんです。自分の家の窓から不特定多数の上半身裸の人やらビキニの人が見えたら気分良くないよね。観光地にも日常生活をおくる住民が居ると言う事を忘れずに行動しましょう。
水上バイクやバナナボートは利用しない
「なんで?」と思うでしょうが、水上バイクは決して環境に良い物ではないんです。水上バイクは人力じゃないので当然排気ガスとオイルを排出します。そんな乗り物を珊瑚や熱帯魚が多く生息する沖縄のビーチで乗り回して良い事ありますか?沖縄の綺麗な海を目当てに来ているのに沖縄の海を汚すなんて馬鹿げてます。
沖縄で日焼けをしようと思っちゃ駄目よ
真夏の沖縄の紫外線は想像以上に強力です。日焼けをしようと思ってサンオイルを塗ってビーチでお昼寝…最悪です。確実に火傷します。地元の人は海水浴でも黒系のTシャツを着て泳ぎます。ズボンを履いて泳ぐ人も珍しくありません。日焼けをしようと思わなくても勝手に焼けます。泳がない人も必ず日焼け止めを塗って対策を怠らないようにしましょう。
水分補給を怠るな
言わずもがな真夏の沖縄は灼熱です。黙ってても汗が噴き出してきます。そんな中、自転車を漕いだり歩いたりすればTシャツがビジョビジョになるレベルで汗をかきます。そうなるといつ脱水症になってもおかしくありません。俺は灼熱の波照間島で脱水症になりかけました。日陰も無く自販機も無い。マジでヤバかったです。離島の場合は最低でも500mmlの水かスポーツドリンクを携帯しましょう。
スノーケリングをナメちゃ駄目
沖縄に行ったら綺麗なビーチでシュノーケリングをしたいですよね。でも、シュノーケリングって意外と事故が多いって知ってました?間違ってシュノーケルに入った海水を飲んで溺れちゃったり、夢中になりすぎてアウトリーフまで行っちゃって流されちゃったり。毎年のように死亡事故が起きてるんですよ。お子さんと一緒の場合は、シュノーケルツアーに申し込んでインストラクターと一緒に泳いだ方が安全だと思います。
車の運転には細心の注意を
沖縄に限った話じゃないですが、レンタカーの運転には十分に気をつけましょう。特に那覇市内は大変混み合います。当然ですが那覇での運転に慣れていないレンタカーが非常に多く、そこに地元の傍若無人なタクシーとスクーターが合わさり大変危険です。国際通り近辺と首里城近辺はレンタカーで近づかない方が良いと思います。那覇市内は時間帯によってバス専用道道路に変わる道路もあるので要注意。1発で罰金取られちゃいますよ。