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2008年八重山旅行記

2008年八重山旅行記 〜八重山一人旅・ハテルマブルー〜

2008年7月1日〜5日

石垣島・竹富島・小浜島・波照間島

日本最南端の碑で最南端の人になる

波照間島 日本最南端の碑

自転車に乗り、なんとなくコッチの方角かなとカンで進んでいった。
実は自転車を借りた「みのる荘」で波照間島の地図を貰えると思ったら、在庫切れと言う事で地図を貰えなかったのだ(オイオイ)。

オマケに自前の八重山ガイドブックもホテルに忘れてくるという体たらく。
そう言う事情もあり、太陽光が燦々と降り注ぐ波照間島をカンで観光することになってしまったのだ。

カンを頼りに進んでゆくと最南端の碑高那崎の看板を発見。
そっちに進んで行くと、すっごい気持ちが良い下り坂だった。
両足を広げ風を感じながら気持ち良く下って行くと道が狭くなってきた。
ちょっと不安になりながらも進んで行くと一気に視界が開き、目の前には群青色の水平線が!
ここが日本最南端だ。

周りに人は居ないから、日本の最南端に居る人間は俺と言うことになる。
よく分からん達成感があった(笑)。
最南端に来た満足感と言うよりも、目の前に広がる群青色の水平線が絶景過ぎて感動しちゃってさ。
本当に1本の線なんだもん(笑)。

周りを見渡すと、遠くには波照間島星空観測タワーがあったが、今の俺にはそこまで行く気力は残されてはいなかった(笑)。
両手の湿疹と旅行疲れがピークで、高那崎の写真を数枚撮るので限界。
日本最南端をあっけなく後にした(笑)。

波照間島で脱水しかける

波照間島の道

これでめぼしい名所は全て周った事になるので一度集落へと戻る事にしたが、集落は島の中央部にあるためどこ行っても上り坂。
おまけにどっちに行けば集落かも良く分からん。
日陰で涼もうと思っても、周りは一面のサトウキビ畑で日陰も無い。
さらに、飲み物を切らしてしまったが当然自動販売機も無い。
これはヤバイ。

自転車で登坂を登る体力も無く、自転車を押してトボトボと歩く。
本気で弱ってきて歩く事すらウンザリしてきた。
そんな状態だったが、なんとか集落に到着出来た。
速攻で自動販売機を探しスポーツドリンクで水分補給。
500mmLのペットボトルを一気に飲み干したよ。
本気で危機一髪だった。

波照間島は島の中央が盛り上がっているパンケーキ型。
なので、外周道路は平坦で楽なのだが、海岸沿いにあるビーチや波照間港から、島の中央にある集落へはキツイ登坂を登る事になるんだよ。
真夏の波照間島で自転車移動は結構酷だったから、スクータか車を借りた方が無難だと思うよ。