2008年7月1日〜5日
石垣島・竹富島・小浜島・波照間島
自転車を走らせると、波照間島は今までに行ったどの離島よりも離島している感じがした。
人は少ないし、集落以外は建物が無いし、所々にヤギが繋がれているし。
とってものどかな離島らしい離島だ。
プラプラ自転車を走らせると「ニシ浜→」と言う看板を発見。
矢印の方向に向かって自転車を走らせると、ずっと見たかった景色が現れた。
信じられないくらい青い海と、そこに向かって伸びる下り坂。
この坂からの景色が見たかったんだよ。
その坂を下りカーブを左に曲がると、信じられないくらい綺麗な青のグラデーションが目に飛び込んできた。
ニシ浜だ。
ニシ浜の入口に自転車を停め、そこからの眺めに見とれてしまったよ。
白い砂浜にエメラルドブルーのグラデーション。
ビーチに降りる前からニシ浜の青さにヤラてれしまった。
ニシ浜に降りると目の前には夢にまで見た光景が広がっていた。
サラサラなビーチに青のグラデーション。
おまけに波も穏やかで湖の様な凪状態。
ここは天国か?
ニシ浜の入り口付近には沢山の人がいたが奥の方にはほとんど人が居ないようだ。
ニシ浜は長く、キノコ岩があり左に曲がっている辺りを「浜崎」、浜崎を曲がってからを「ペー浜」と言うらしい。
ペー浜まで入れると全長約1kmもあるのだ。
ニシ浜の写真を撮りながらひと気が少ない浜崎の方まで行ってみる事にした。
穏やかな海風を浴びながら波打ち際を歩いて行ったが、このニシ浜は本当に素晴らしいビーチだよ。
木目細かい白い砂と何色もの青のグラデーションの海。
そして聞こえて来るのは波と風の音だけ。
最高だ。
サラサラな砂浜を歩くのは体力を使うもので、浜崎に着いた頃にはヘロヘロになっていた。
満足できる写真も撮れたのでニシ浜に戻ろうかとも思ったが、さらに向こうには人っ子一人居ないペー浜の姿がみえる。
正直しんどかったけど無人のビーチの誘惑に勝てず、もうちょっと頑張ってペー浜まで行ってみる事にした。
そこには人っ子一人居ない。
波照間島のビーチが貸切状態だ。
物凄く贅沢な状況だけど、強烈な太陽光を遮る日陰が一切無い。
ニシ浜まで戻るのも億劫だったが戻らない訳にもいかないので、再び汗まみれになりつつ頑張って戻ったよ。
東屋が満員だったので、シャワー室の屋根の下で雨宿りならぬ日光宿りしながら、次にどこへ行くかを考えた。
あまりの暑さと両腕の湿疹が憂鬱で動きたくなかったが、意を決して最南端の碑に行く事にした。