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2008年八重山旅行記

2008年八重山旅行記 〜八重山一人旅・ハテルマブルー〜

2008年7月1日〜5日

石垣島・竹富島・小浜島・波照間島

竹富島サイクリング

石垣島離島ターミナル

2008年7月2日。
6時に起きてカーテンを開けると真っ青な青空が広がっていてテンションアップ。
この日の目的地は竹富島
人生初の八重山の離島である。

石垣港離島ターミナルへと歩いて行くと、まだ朝の7時だと言うのに太陽が容赦無く照りつけてくる。
街路樹では蝉の大群が蝉時雨を遥かに通り越し近寄り難いくらいの勢いで鳴き続けていた。

5分程で石垣港離島ターミナルに到着。
去年、新しくなった離島ターミナルは想像以上に奇麗で驚いた。
港と言うよりは空港みたいだ。

竹富島への短い船旅

竹富島までの短い船旅

竹富島へは8時30分石垣島発の安栄観光で行く事に。
料金は往復で1280円。
往路だけ時間指定がされていて、帰りは好きな時間に乗れるシステムみたいだ。

船が出るまで20分程時間があったので離島ターミナルを散策してみる事にした。
一階は待合いロビーの他に、安栄観光や八重山観光などの観光会社やお土産屋さんが入っている。

螺旋階段を登り二階に行くとベランダから離島桟橋を見渡せる様になっていた。
さらに屋上へ行くスロープがあり、屋上に行ってみると二階のベランダよりも良い感じでサザンゲートブリッジをバックに離島桟橋を眺める事が出来たよ。

出発の時間となり高速船に乗船。
この日は天気も良く波も低そうだったので、クーラーの効いた船内でなく後方のデッキ席に座ってみた。
ほとんどの人は船内に座ったので、デッキ席は俺含めて3人だけだった。

エンジンが回り出し船が動き出すと、想像を遥かに超えるエンジン音とスクリューの水飛沫に驚いてしまった。
おまけに結構早いぞ。
でも、乗り物に弱い俺でも心地良く感じる位の揺れで気持ちの良い船旅だったよ。

竹富島の集落を一望 なごみの塔

なごみの塔から見た竹富島の集落

心地よい船の揺れと海風を楽しみながら15分程で竹富島に到着。
人生初の八重山離島に上陸だ。

竹富港ではレンタサイクル店の人達が送迎ワゴン車の前でお客が来るのを待っていた。
一番近くに居た友利レンタサイクルさんに声を掛け自転車を借りる事に。
簡単な手続き後、竹富島の見所が書いてあるオリジナルの地図を貰い、いざ竹富島サイクリングへ出発!

最初に向かったのは「なごみの塔」。
集落の真ん中にある塔で、他に高い建物の無い竹富島をぐるり見渡す事が出来る数少ない場所だ。
塔に登るには結構並ぶと聞いていたが、朝早い便で来たので、自分の他に2.3人人が居るだけで並ぶ事無く登る事が出来たよ。

ところで、このなごみの塔。
その名に反して「なごめない塔」なのだ。
なごみの塔の上は人が1人立てるくらいのスペースしか無く、階段は狭くて急傾斜で1段1段が結構高い。
登るのはさほど問題は無いが降りるのは結構な恐怖。
子供やお年寄りは登れないんじゃないかな。

でも、そこからの眺めは本当に素晴らしい。
条例で保護されている竹富島の家々を眺める事ができて素晴らしい絶景である。