TOP 沖縄旅行記 沖縄写真集 観光スポット アドバイス ブログ

2009年八重山旅行記

2009年八重山旅行記 〜八重山リターンズ〜

2009年7月1日〜5日

石垣島・小浜島・黒島・竹富島

黒島研究所のカメロンパン

黒島研究所のカメロンパン

牛を横目で見つつ自転車を漕ぎ続けると黒島研究所の看板を見つけた。
下調べで知って絶対に来ようと決めていた場所だ。
看板通りに進んで行くと、お世辞にも奇麗とは言えないとっても個性的な建物があった。
これが研究所なのか…?
バラックみたいなもんやん。

中に入ると受付に噂のカメロンパンが置いてあった。
その名の通り、亀の形をしたメロンパンだ。
ぜひ、(ネタとして)これを買いたかったのだ。
黒島は海亀で有名らしく、この黒島研究所でも海亀を飼育している。
それをウリにした知る人ぞ知る黒島名物なの。
係の人を呼び、1匹150円を2匹購入した。
また昼飯食いっぱぐれた時の非常食だ(笑)。

黒島研究所は300円を払うと展示室を見学出来る。
ここまで来たのだからと300円を払い中へ入ってみた。
左側の展示室にはいろんな種類の海亀の剥製が展示してある。
他にも、孔雀などの島に住む動物の剥製などが展示してあり、中には宇宙からの落下物としてH-2Aロケットの残骸てのもあった。
基本、黒島に関係してあれば何でも有りらしい。

続いて建物の右側に行って見た。
そこにはウミガメの子供や、ハブ、ヤシガニ等が飼育されていた。
ウミガメの子供は小ちゃくて家で買いたいくらいの可愛らしさだ。
ちなみにウミガメの子供はデリケートなので、絶対に触らない様にしようね。

外に出てみると大きめのプールがあって、大人の亀が数匹飼育されていた。
観光客は200円払うと亀にエサをあげる事が出来るのだが、その影響か顔を出すと亀が寄って来てエサをせがんで来る。
が、俺は写真を撮るだけ。
亀も「エサくれねーな」と感づいたのが、最後の方は無視される様になったw

プズマリから宮里海岸を眺める

プズマリからみた宮里海岸

黒島研究所を後にし、近くにあるプズマリへ。
プスマリとは、サンゴ石灰岩積みの火番盛跡で、海上を行く船を監視する為に遠見台として琉球王府時代に作られた物らしい。
プズマリに登れば、宮里海岸を見下ろす事ができるんだけど、サンゴ岩を積んだだけなので足場が非常に悪い。
ビーチサンダルやヒールでは危険…と言うか厳しいと思う。

一眼レフ片手にエッチラ登った。
苦労して登っただけあり、そこからの眺めは絶品でした。
そこからは、宮里海岸の蒼い海と、一直線に伸びる水平線を見る事ができた。
そして反対側を向けば、ペッタンコな黒島島内を見渡せる。
足場が悪くて、冗談抜きで気を抜くと落ちちゃいそうな危険性もあるけど、プズマリからの眺めは絶品でした。

さて、先ほど買ったカメロンパン。
タオルと一緒に自転車のカゴに入れてプズマリに登ったのだが、戻ってみるとカメちゃんが1匹居ないではないか。
「観光客に持って行かれたか!?」と人間を疑った瞬間、俺の頭の上からアイツの鳴き声が聞こえてきた。

カァ~カァ~

やられた。
カラスに拉致られたのだ。
俺が食べる前にカラスに食べられてしまった。
黒島はカラスが多いらしく、島のあちこちに「自転車のカゴに物を置きっぱなしにしないで下さい」と言う看板が立ててあった。

今後、黒島に行く人はカラスに気をつけて下さい。
自転車のカゴに財布、デジカメなどの貴重品は置いて行かない様にして下さい。
あなたの頭上でカラスが狙ってますよ。